山旅の帰路で
2016年8月11日
メンバー 伊藤記
逆井城と二重堀。逆井はさかいと読む |
結城城跡公園 |
初めての「山の日」で祭日。お盆が始まるらしい。
宇都宮の道駅を6時にスタート。ネットで近所の城跡を検索すると、結城と逆井にあるらしい。高速に入らず古い街道を下る。
結城は紬で有名なところ、茨城県である。それらしい町並みと商家があって由緒と伝統を感じさせる。町中に立派な土塀をもつ屋敷があったが、それは結城小学校らしい。その先わずかで田畑エリアになって低い丘があらわれた。いかにも城跡らしい。
城跡駐車場の案内があった。城跡は公園となっていて駐車場側からの登城はからめ手というところ。広い公園だが古跡はあまりない。社と時代がかった橋などくらい。堀や土塁、石ガキなどもはっきりしない。
城の歴史は古代から明治までと長いようだ。オーナーもずいぶん変遷があって、有名人や事件もあったという。
とりあえずの案内は、結城城でネット検索、でわかった。
見学の人はいなかった。近所の犬の散歩公園というところか。
逆井城復元建物 |
大堀の橋 |
復元主殿 |
結城からやはり古い街道を南下する。くねくねと行くが信号が少なくたのしいドライブ。坂東市に入って脇道に分かれて進むと住宅地の先に城跡公園があった。わずかな高差のある高台だが往時は川と沼など天然の障壁に囲まれた立地だったという。
明瞭な土木工事のあとが残されていて造りも大きい。そこに門ぴや塀、櫓、館などを復元してある。
堀や土塁などだけでは当時の城のイメージがわきにくいが、ここにはそれらしい建物があるのでわかりやすい。
とくに戦国時代の建造物を復元してあるので貴重といえるだろう。江戸時代のものなら本物にせものあわせてたくさんのお城が各地にあるのだから。
城ファンには有名なところらしく、テレビ時代劇でも背景に使われたという。城内には、見学のファミリーの親子一組とゲートボール中の年寄多数がいた。
所在地は、 茨城県坂東市逆井。
城の歴史については逆井城でネット検索したところたくさんの情報が現れた。
東北道は大渋滞だったが上り線はなんともなく昼過ぎ帰京。東北の山旅6日のドライブ距離は980㎞だった。